体と心が楽になる思考を身に付けよう！《希望編》

前回は「期待を裏切られた時の失望へのストレス」よりも
「そういう事もあるよね」「どっちもありだよね」という捉え方をすることによって
余計なストレスを軽減出来るのでは？という内容をお伝えしました。
まだ読んでいない方はHP内の体と心が楽になる思考を身に着けよう！期待編の
ページで確認してみてください。

勘違いされないように書きますが・・・期待をする事への否定ではありません。
期待を裏切られた時に起こる失望というストレスを溜めてしまい、体と心の不調を作るのであれば
別の捉え方をして健康に過ごすことの方が良いのでは？という提案です。

 私の個人的な感覚では「期待」は望む結果が返ってくることを前提としているイメージ。
「期待」→返ってくる＝受け身　に対して、前に進んでいくイメージの「希望」という言葉を活用してみてはどうでしょう？ 

長期間の痛みや不調で悩んでいた時に施術を受ける。その結果が今までの状態よりも楽に感じられた。
その時の感情をイメージしてみてください。ずっと同じ状態で辛い日々を過ごしてきた体が楽になると、「ホッとする」「嬉しい」気持ちと共に、今まで悩まされていた事が好転していく「希望」が生まれます。
「希望」を持つことは、自分が前に進むために内面に生まれるパワーになるのです。
自分の体や心が良い方向に進むという「希望」の意識を持つことで、脳内ホルモンの働きも活発になります。
脳内ホルモンは細胞の活性化、ミトコンドリアを元気にしてくれるのです。 

希望と脳内ホルモンの関係性。これは皆さんが日頃からしている行動にも現れているのです。
分かりやすく説明すると、希望を持つイメージをした時に上と下のどちらを向きますか？
ほとんどの人が上を向くのではないでしょうか？上を向くことは前向きな感情を表す時の動作です。
希望の光が見える。と言うくらいですから・・・上を向いて光を見ているようなイメージです。
 

これは体に限らず、人間関係・勉強・競技などで目指す目標に対してでも同じです。
なかなか上手くいかなかったことや、前に進まなかったことに対して
少しでも良い変化が起きた時には「希望の光」が見えますよね？
望む事が良い結果として返ってくるか分からない「期待」よりも自分が自分に対してパワーを与える事が出来る「希望」のほうが体も心も楽に過ごせるのではと思います。

では実際にどう違うのか？を体の動きで実験してみましょう。
まずは体の動きを確認します。
動きにくい（可動域が少ない）場所を認識します。※痛みの確認ではなく、動きの確認です
①動きやすくなるという期待をして体を動かします
②動きやすくなるという希望を持って体を動かします

さて・・・どうなったでしょうか？柔らかくなる？硬くなる？ぜひ、実験してみてください。