「人の心に灯をともす」

【時間を守ること】 池波正太郎氏の心に響く言葉より… この「時間」の問題というのは、一つ大事なことがある。 それは、自分の人生が一つであると同時に、他人の人生も一つであるということだ。 自分と他人のつきあいでもって世の中は成り立っているんだからね。 だから時間がいかに貴重なものかということを知っていれば、

他人に時間の上において迷惑をかけることは
非常に恥ずべきことなんだ。 われわれの仲間で、年に二回ある会合に必ず遅れて来るのが二人いるんだよ。 作家が五人集まるんだけど、いつも遅れるのは同じ二人。 Aという人は都心から遠いところにいるが決して遅れない。 タクシーだのハイヤーを使うと途中で渋滞したりする恐れがあるから、電車で一時間前に着いて、

三十分ぐらいその辺りでショッピングしたり本を見たりして、定刻三十分前に来る。 Bもだいたい同じようなこと。 他の人に迷惑をかけてはいけないという気があるんだ。 ところが、あとの二人のうちの一人は絶対に間に合ったためしがない。 たまに遅れて来るのはわかるよ。 それが毎回なんだ。 こういう人は、自分が持っている時間、自分の生きている時間の貴重さも

わかっていないんじゃないかと思いますね。 そういうことにルーズなのが作家の特権であるというのは大間違いだ。 作家がそういうふうなものだとなってきたのは、大体戦後からです。 昔の作家はそんなことをしないわけですよ。 夏目漱石でも泉鏡花でも、あるいは森鴎外でも島崎藤村でも、自分の生活でたとえ女狂いしていようと、


会合のときに時間に遅れるなどということはしていない。 みんなきちんとしていますよ。 自分は何をやったっていい。 だけど他人との接触においては一人の社会人としてふるまわなければならないわけだ。 そいうことができない人間は、結局、小説は書けないんだよ。 いいものは。 なぜといえば、小説の中に出てくる人間は社会人を書くわけなんだから。 だから、間が抜けてかすみ食ってような人間ばかりが出てくることになる。 一時はその作家の売り出したときの名前で愛読者は読むでしょうけれども、

われわれが読めばおかしな人間ばかりが出てくることになってしまう。 『男の作法』新潮文庫 池波正太郎氏は、「男の作法」として、「時間厳守」とともに、食事の作法についても書いてある。 たとえば、「てんぷらは、親の敵にでも会ったように、揚げるそばからかぶりつく」。 てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、揚がってくるものを次から次へとすぐに食べる。 揚げたてのてんぷらほど旨いものはない。 それが、てんぷら屋に対する礼儀だ、と。 腹をすかして行けば、どんな料理でも、次から次へと美味しく食べられる。 料理屋だけでなく家庭においても、それが料理を作ってくれた人に対する気遣いであり作法。 同様に、約束の時間に遅れる人は、相手の時間を大事にしない人であり、

思いやりや気遣いのない人ということになる。 人と人とのつながりにおいては、思いやりや気遣いがない人は、自分も大事にしない人。 自分を大事にしない人は、自分の品格や品性を高めようとしない人。 自分の品性や品格をあげようと常に努力していれば、自ずと他人にも気遣いをするようになる。 時間を守ることは、自分の品格を高めること。

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阿部 健一(あべ けんいち)

阿部 健一(あべ けんいち)

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