妊婦さんは妊娠後期になるほど、姿勢が辛くなり動きにくくなります。
その結果、筋肉への血流・酸素不足により凝り固まり「肩こり」を感じることが
多いようです。
妊娠中に施術に行くには抵抗があると思われると、自宅で簡単に出来る事は「マッサージ」ですよね。
しかし、単なる「肩こり」だとしても体に刺激をする事でお腹の赤ちゃんに影響がないのか?心配になりませんか?
辛いのを我慢するのもストレスになります。
少しでも楽になりたいですよね?
そこで、自宅で安全なマッサージをするにはどのような事を注意したら良いのか?
知っておくべき3つのポイントをお伝えします。
①強い刺激で押さない
軽い刺激での肩甲骨の周辺や肩と繋がっている腕などのへのマッサジは、ほぼ問題ないと思います。
しかし、凝り固まっているからといって、力づくで揉みほぐすような刺激は絶対に避けて下さい。
凝り固まっている筋肉はこれ以上刺激を受けられない状態になっています。
その筋肉に対してさらに強い刺激をする事で防御反応が働き、硬さが増してしまうのです。せっかくのマッサージが逆効果になってしまったら悲しいですよね?
気持ちが良いからと言ってついついギュウギュウ押してしまいがちですが、軽い刺激の方が結果的には体は楽になるので優しい刺激でのマッサージにしましょう。
②辛い体勢でマッサージを受けない
座った状態やうつ伏せ・仰向けは脱力しにくいので、マッサージを受ける際に体に力が入ってしまいます。
体が緊張する事で体内の血流が悪くなり、お腹の張りに繋がってしまいます。
せっかく楽になるためのものが逆に辛くなってしまうので、なるべくであれば横向きが良いと思います。
その際の枕の高さは下側になる肩から首の距離が必要です。
通常の枕にバスタオルなどを折ってのせて、高めにしてあげるとリラックスできますよ。
③妊娠時に刺激してはいけないツボを押さない
この記事で一番大切なポイントです。
妊婦さんの場合、マッサージをしていけない場所があるのをご存知ですか?
肩こりを感じる場所に「肩井・ケンセイ」というツボがあります。
ついつい「ここ!」と言って押してしまう場所です。
このツボは妊婦さんには使っていけないツボとして有名な場所です。
なぜかというと子宮を収縮しやすくなるツボだからです。
出産時に子宮を収縮する事は良い事ですが、妊娠中に起きてしまうと困りますよね?
刺激によって早産などの危険な状態になる可能性があるのでとくに注意が必要です。
妊婦さんが自宅で出来る肩こりマッサージは注意するポイントをしっかり理解して行ってくださいね。
専門家の意見としては、無理な刺激をすることよりも体のバランスや筋肉の捻じれを整える事で「肩こり」は改善していきます。
当院では妊婦さんの肩こり施術が可能です。
患部に触れない施術で楽になりますので、安心してご来院ください。
当院の肩こり施術のご紹介です。
お悩みの方はお気軽にお問い合わせください

阿部 健一(あべ けんいち)

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